相変わらずな奴ら。

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数刻後、 広間にリバティ、炎零、リラ、そして炎零よりはまだ背が低いが少しだけ背が伸びた黒髪の男が残っていた。 青い瞳で見慣れた面々を見ている。 リラと同じような格好をしているが下はゆったりした長いズボンに色は黒。 どうやら女性用の服は赤らしい。 「はぁ……」 その男、ガル・コーネットはため息をついた。 すでに式は終わっており四人だけが『隊長会議』という名目で残っている。 リラは台の上で足をブラブラさせながら言った。 「なんかビックリ……リバティさんはともかく私たち三人が隊長だなんて……」 「まぁ三人だから一緒に上げたんだろうな」 リバティはリラに優しい眼差しで語りかけた。 妹のように可愛がっているリバティ。 リラもリバティを姉のように思っているのでうまく回っている。 「炎零は意外だったな。隊長とか断るかと思った」 ガルが炎零に話しかけると炎零は横を向いた。 「……気紛れだ」 素っ気なく言ったが気持ちを察した人物が一人。 「炎零さんは、リバティさんと同じ立場が良かったんだよねっ!!」
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