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この冷めた空気の中、黙っている事が出来なくてメンバーの確認をした。
銀さんに新八、神楽ちゃん…
えぇ!?
真選組のゴリラに土方さんに沖田くん!?
なんつー、珍しい組み合わせ。
目を丸くする私に、銀さんが声をかけてきた。
銀『とりあえず…お前が勇者だろ?』
凛「そうみたいです」
一応、私の夢だからね。
別に、勇者になりたかった訳じゃないけど。
銀『普通、主人公が勇者だよね?銀魂の中では、銀さんが主人公なんだけど』
凛「知ってます。けど…これは、私の夢なんで私が主人公です」
銀さんが不服そうな表情を浮かべる。
銀『いや。ココは銀魂の世界だから、俺が…』
凛「いや。ココは私の夢の世界だから、私が…」
主人公について、私と銀さんが言い合いをしてると、聞きなれた声が聞こえた。
山『まぁまぁ。二人とも、落ち着いて下さい。今は、言い合いをしてる場合じゃないですよ』
……えーっと。
山『山崎!真選組で監察方の山崎!あれ?おっかしーなぁ。俺、最初から居たよね!?』
ジミーが涙ながらに訴えてくる。
ごめん。
地味すぎて、存在忘れてた。
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