第一話 出会い

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  この冷めた空気の中、黙っている事が出来なくてメンバーの確認をした。 銀さんに新八、神楽ちゃん… えぇ!? 真選組のゴリラに土方さんに沖田くん!? なんつー、珍しい組み合わせ。 目を丸くする私に、銀さんが声をかけてきた。 銀『とりあえず…お前が勇者だろ?』 凛「そうみたいです」 一応、私の夢だからね。 別に、勇者になりたかった訳じゃないけど。 銀『普通、主人公が勇者だよね?銀魂の中では、銀さんが主人公なんだけど』 凛「知ってます。けど…これは、私の夢なんで私が主人公です」 銀さんが不服そうな表情を浮かべる。 銀『いや。ココは銀魂の世界だから、俺が…』 凛「いや。ココは私の夢の世界だから、私が…」 主人公について、私と銀さんが言い合いをしてると、聞きなれた声が聞こえた。 山『まぁまぁ。二人とも、落ち着いて下さい。今は、言い合いをしてる場合じゃないですよ』 ……えーっと。 山『山崎!真選組で監察方の山崎!あれ?おっかしーなぁ。俺、最初から居たよね!?』 ジミーが涙ながらに訴えてくる。 ごめん。 地味すぎて、存在忘れてた。  
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