第一章

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あれから、俺は新撰組屯所にきていた。 そして、俺は沖田 総司から副長室に行くことを聞いていた。 ――副長室  「土方さ~ん、失礼しますね!!」 ――スパンッ  「なっ!?」 おいおい・・・こいつは、襖(ふすま)を壊す気かよ・・・。 てか、壊れてるし・・・。  「お、お前・・・。」  「久しぶりだね、土方さん。いや、今は鬼の副長と呼ぶか?」 俺は、笑いながら土方の前に座った。  「ど、どうして・・・。」  「どうしてか・・・。だが、この姿で分かるとな。」 俺は、ククッと笑った。この土方の顔が笑えるな。  「俺は、お前を殺すために生きてきたんだ。」 .
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