第二章

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 「いつもながら、お見事ですわ。」  「そりゃ、どーも。ほら、沙紀は帰れ。風、沙紀を送っていけ。」  「玲・・・。」 沙紀は、心配そうに俺を見つめていた。 沙紀は、俺が土方を殺すとおもっているらしい。  「大丈夫だ。何があっても、今は生きなきゃならない。そうだろ?」 沙紀は、「はい!!」と言うと、風をつれて道場を出て行った。 さて、此処からが正念場か・・・。 玲が、こう思うのもなんだか目が覚めた隊士たちやらなんやらから殺気がすごかった・・・。 .
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