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「一、誰か来るから!!」
「そんなの関係ない。」
といって、いまだ頭を撫で回す一を俺はあきれた顔で見ていた。
「斉藤さん・・・?」
「なんだ、総司か。」
あっ、無表情になった・・・。
びっくりだな。まさか、無表情になるとは思わなかったな・・・。
「お知り合いだったのですか?」
「腐れ縁だ。」
あらま・・・俺の前とは偉い違いだな・・・。
「一?」
なんか不機嫌じゃない・・・?
「とりあえず、お前は帰れ。」
目が怖いね~、一君。
「言いたいことが顔に出ているぞ。」
「あはは・・・。」
そんなに分かりやすかったか?
と、思いながら自分の顔を触る玲希。
「そうではない、バカ者。」
そういうと、一は俺の頭を軽く叩いた。
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