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「ま、待たせたな・・・。」
「い、いえ・・・。」
数刻後、土方は息を切らせて帰ってきた。
「で、どうしてここに斉藤がいるんだ?」
「こいつ、俺の知り合いなんです。副長にご迷惑がかからないか、心配で・・・。」
と言いながらも、無表情で淡々というの!?
「一、俺なら大丈夫・・・じゃないです・・・。」
一の目力が半端ないよ!?
なんか、怖い・・・
「斉藤、それまでにしておけ。・・・・本題に入るがいいか?」
「はい。」
隣で、一がうなずいたのが分かった。
「単刀直入にいう「お断りします。」・・・俺、何も言ってないんだが・・・。」
「ここに入れとか言うんですよね?それは、無理ですよ。」
「何故だ・・・。」
「俺には、俺のやることがある。縛られるつもりはない。」
「そうなると、牢にぶち込むが?」
「俺に勝てるとでも?」
――スパンッ
「いっつ~・・・。」
一が玲の頭を綺麗に叩いていた。
「なにすんだよ、一!!」
「口の利き方を考えろ。」
「んなの関係ないじゃん!!」
「目上の人にそういう口の利き方をするんじゃない。」
「わかった・・・。」
一に勝てない、玲希であった・・・(笑)
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