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「ここ(京)の人じゃないですよね?」
「あぁ。俺は、江戸から来たんだ。」
「江戸からですか?」
「あぁ。」
そういって、俺は風に蕎麦をやりながら食うことにした。
さっさと食ってはやく見付けないと・・・。
「誰かを探しているのですか?」
「はっ・・・?」
「あたりをキョロキョロしてるしよ。」
「俺達でよければ、手伝うぜ?」
「そうだよ。一人より大勢のほうが探しやすいし。」
「・・・。」
なんなんだ・・・。
ただのお人よしか?
――ガブ
「なんだよ、風。」
風は、外のほうに顔を向けていました。
『そういうことか・・・。殺気が丸分かりだな・・・。』
注意
『 』は、心の中です。
「いや、大丈夫だ。俺は、用事があるから、失礼するよ。」
俺は、風に「行くぞ。」といい、御代を机の置いて外に出た。
「風、道案内頼むぞ。」
俺は、風の後ろをついていった。
俺に向けて殺気を向けているやつに・・・。
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