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『私は、正直分かんない。
…確かに、今までお母さんに逆らった事とか、喧嘩とかはしなかったけど…
でも、だからって…ぐれる、とかは考えた事ない。
美香も…さ、そんな事考えないでよ。』
自分の正直な気持ちを、美香にぶつけた。
これで、美香もぐれる、なんて言わないだろうと思ったからだ。
でも違った-。
『真理は…私の友達?』
ビックリした。
こんな質問がくるなんて思ってなかったから。
でも、答えは決まってる。
迷うはずがない。
『当たり前、友達だよ。』
『じゃあ、…私を信じてくれる?』
正直、怖い。
でも-。
『…うん。信じる』
『何があっても!?』
『何があっても。
私は美香を信じるよ。』
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