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翌日、アルテミス某所。
薄暗い部屋のベッドの上に2人の男女がいた。 片方は、昨夜の刃を持った男であるが、上半身は服をはだけている。
「ねぇ~、アクセルゥ~♪」
アクセルの隣にいるシーツだけを巻きつけただけの女性がすり寄ってきた。
「!!!」
彼は、突然の出来事に驚いてベッドから転げ落ちた。
「レ、レン!い、い、いい加減にしろ!」
アクセルは、そう彼女に言い放つと黒のシャツを着て部屋を出て行った。
アクセルが、向かった先はアルテミス中心部にあるビルの地下だった。 「アクセル。」
通路を歩いていると水色のコートに大剣を背負った藍色の髪をした人間に声を掛けられた。
「なんだ、デュノア?」
「・・・局長が、呼んでいた。任務のようだ。」
そう彼に伝えるとデュノアは歩き去った。
「局長の任務か・・・。めんどいな。」
と、ぼやきつつも局長室へ向かうアクセルだった。
その頃の局長室では、局長のラウラ=アイザックがコーヒーを飲んでぐだっていた。
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