噂のゲーム

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意味わかんないし!!!! ただでさえ意味わかんないことになってんのに教えてくんないって!! 「なんで急に教えないっていうんだよ!!ってか確か美羽ちゃん俺の案内人だよね?!」 (…ちっ。覚えてやがったですぅ~…。でも、美羽の事めんどくさ!!って言う人に親切に教えてやりたくないですぅ~。) え!!やっぱ人の心が読めるのかよ!!!!ってか言葉遣いがだんだん荒くなってきたし!! 「……ごめん。めんどくさいって思ったのは謝るよ。だから、教えてくれないかな?」 (……しょうがないですぅ~。じゃあ教えてやりま……) 「お兄ちゃああああん!!!!まだなのー?真菜、お腹減ったよぉー!!」 ドンドンと床を叩いてる音が聞こえる。 「ちょっと、真菜。お兄ちゃん困っちゃうでしょ?もうすぐ来るから待ってよ?」 色っぽいお姉さん系の声が聞こえた。 「悠ー?悪いけど真菜がだだこねてるから早くきてくれるー?」 「だだこねてないもん!!もう知らないっ!!ご飯先に食べちゃうからぁー!!」 ドタドタ聞こえる。 「もぅ…。悠ー!!早くきて!!」 困った声で言うお姉さん声の人。 「あ、はい!!わかりました!!」 俺はとりあえず返事をする。 「えっと…美羽ちゃん。どうすればいい?」 俺は美羽ちゃんに小声で尋ねる。 (…もうゲームは始まってるですぅ~。後で説明してやるので早くいくですぅ~。) ……………よし、行くか。ちょっとなんか偉そうだけど。 「じゃ、また後で。」 俺はドアを開けて階段をおりた。
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