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「そういえばなんか天の人が嘆いてたよね」
「オリジナルになると書けなくなる、とかだっけ……」
「そうそう。」
「文章力がないんだよ。」
「仕方ないね」
「仕方ないよね」
「…………」
「…………」
「天の人は言う。」
「お前ら見分けつかないんだよと。」
「どうもアリスです。」
「どうも、レナです。」
「レナは名前繋がりで口調かえたら?」
「それをやったら既に違うキャラになってしまうわ……」
「文字だけだしね」
「そうね。」
「……喋ることないね。」
「…そう、だね………」
「うーん…」
「主人公、な筈なのにね。」
「そうだ!それだ!」
「え?」
「一夜怪談のコラムみたいに主人公としての感想を言い合ったら?」
「私はいいけど…アリスはだいぶ今さら感あるよね……?」
「…それを言っちゃぁおしまいさ。」
「うん、まあ、やろっか。」
「次のページでね!」
「え、あ、うん。」
続く
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