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マンホールの中は曲がりくねった長い滑り台のようになっていて、その中を滑って行く。10メートルほど滑ると光の付いた部屋に放り出された。
「痛ぇ。この移動の仕方どうにかならねぇのかよ。」
「全くだ。」
「腰痛ぇ…」 「酔った…」
みんなそれぞれ文句を言うが、それもそのはず。なぜならこのトンネルは明かりがなく、右へ左へ何回も曲がっているから腰は痛いし、目も回る。
今の時刻はだいたい5時半、訓練の開始は7時頃だから1時間以上時間が空く。
俺はへばっているほかの四人を尻目に、「武器庫」と書かれた扉を開けた。
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