第一章 ―誠炎の使い―

5/5

10人が本棚に入れています
本棚に追加
/56ページ
おっとっと、コイツらの紹介をするのを忘れてた。 高校生とは思えないほどゴツいコイツは「大暴 純平(おあばる じゅんぺい)」、金属を操る能力を持つハンマーを使う。いろいろわけあって俺以外のここにいるヤツらとはそんなに仲が良くない。 しりもちついて腰を叩いてるデブが「太風院 一樹(たいふういん いつき)」、風を操るデカい鉤の付いた手裏剣を使う。太っているのには深いわけがあり、その関係で、純平とは仲が悪い。 そこのやけにクールぶってるヤツは「雷場 ヒロ(らいば ひろ)」、両腕と両脚が義手義足で、右の義手に電気を溜めて、弓矢で射つ能力を持っている。なぜ義手義足なのかは誰にも教えてくれない。 床に突っ伏しているヤツは「氷塚 淳(こづか あつし)」、冷気を溜めて射ったり、物を凍らせる能力のあるランスを武器にしている。新入りで若干人見知りをするのでしゃべりにくい。 ちなみに、俺が武器として使っているのは炎の出てくる日本刀だ。 俺達には2つの顔がある。表はフツーの高校生。 裏では四大元素を使って平和を守る存在。
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加