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「ら、雷牙…人の過去を蒸し返すな!ま、まぁ、とにかく俺は炎牙に助けられたんだ。それもあってかは知らねぇが、monochromeでお前の帰りを待ってた」
「……うん」
炎牙が若干泣きそうになっていた
一人会話に参加していない人がいたのに誰も気付いてない。その人がこれから重要となっていくのに………
「エンは黒炎に戻るの?……instrumentalityはどうするの?」
「黒炎に戻るよ。instrumentality………instrumentalityは、やっぱり合併させるより水、風、天達に任そうと思う」
炎牙が黒炎に戻るなら、instrumentalityを纏める者がいなくなる。合併をすれば早い話しだが二つのチームは、幹部同士が仲悪い。それに、合併したら幹部の事を考えなくてはならないのだ
「うん、それが得策だね。なら、早めに風竜に連絡入れなよ?」
「分かった……明日から、monochromeに参加するね。あっ……皆にはまだ秘密で」
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