monochrome…

9/12
355人が本棚に入れています
本棚に追加
/431ページ
「ライは俺の性格知ってるよね?知ってて言ってる?」 「そう簡単にやられたりしないんだろ? でも、あまり心配かけんで……俺が狂っちゃうよ」 悲しげに笑うライが俺には脆く儚く見えた…… ライは、俺がまた消えたらどうなっちゃうのかな? 今の俺にとって此処は居心地が良いんだ……離れたくても離れられないくらいに 守られてばっかは嫌だ………今度は俺が皆を守る 「俺にはライの考えてる事は分かんない。それと同じようにライも俺の考えてる事分かんないよね?」 「エ、エン?…何が言いたいの?ちゃんと言ってよ」 若干ライの声が震えている ライが困惑している様子を見て、何かを確信したエンは続ける 「俺はまだ弱い……向こうから来られたら俺は手が出せなくなると思うんだ。だから、こっちから攻めようと思う。monochromeとtrialの抗争をけしかけよう」
/431ページ

最初のコメントを投稿しよう!