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「ライは俺の性格知ってるよね?知ってて言ってる?」
「そう簡単にやられたりしないんだろ?
でも、あまり心配かけんで……俺が狂っちゃうよ」
悲しげに笑うライが俺には脆く儚く見えた……
ライは、俺がまた消えたらどうなっちゃうのかな?
今の俺にとって此処は居心地が良いんだ……離れたくても離れられないくらいに
守られてばっかは嫌だ………今度は俺が皆を守る
「俺にはライの考えてる事は分かんない。それと同じようにライも俺の考えてる事分かんないよね?」
「エ、エン?…何が言いたいの?ちゃんと言ってよ」
若干ライの声が震えている
ライが困惑している様子を見て、何かを確信したエンは続ける
「俺はまだ弱い……向こうから来られたら俺は手が出せなくなると思うんだ。だから、こっちから攻めようと思う。monochromeとtrialの抗争をけしかけよう」
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