過去…

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…何か忘れてるような………白雷! 「無幻、白雷は大丈夫なん?」 みんなの顔がいっせいに歪む。ライなんか、泣きそうな顔をしている…無幻が何か言おうとしている 「黒炎、落ち着いて聞けよ……そして、聞いた後も自分のせいとか思うなよ?いいな?…………白雷は、怪我は大丈夫だ…………が、まだ意識が戻ってない」 「…えっ…………本……当?」 白雷がまだ目覚めない………俺は、また大切な人を護れなかったのか………俺は、みんなを護れないし、まとめる資格もねぇのか………また、一人に戻ろっかな…ライには、相談しよ 「「黒炎?」」 「黒炎、今君が自分を責める事で白雷が喜びますか?意識が戻るとでも思ってるんですか?今、あなたがする事は何なのかよく考えて下さい」 考えてもしょうがないか…こいつらがいるから……
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