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ーーーーー…
ーーーー…
言ってしまった…ついに…言ってしまった!!
《…私も好きだから》
あああ~!!何で今言ったんだろう!!タイミングってもんがあるでしょうが!!
美鈴は呆然と立ち尽くしてしまっていたし…
きっと勝手だと思われたわ…
…もしかしたら告白すら冗談って思われたかも…
どうしょう!どうしょう!!
困った…。
「…や…くや…
咲夜!!」
「はっハイ!!」
「ハイじゃないわよ、お茶‥かなり溢れてるわよ?」
には紅茶の水溜まりが出来ていた。
「えっあっ申し訳ごさいません!お嬢様!!」
咲夜はこぼれた紅茶を急いで拭く。
その姿を見てレミリアは呆れた。
「全く…門から帰ってきたと思ったらずっと上の空かと思えばいきなり百面相しだすし…」
「えっ!?私そんな事してましたか!?」
「思いっきりね、全く瀟洒なメイドが聞いて呆れるわ。」
レミリアはハァとため息をつく。
「申し訳…ございません…」
こんなんじゃ…いけない…こんなんじゃ…
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