勘違い(本編)

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「ちょっとまっ…!!えっ!?それはどうゆう…」 「そのままの意味です!!…好きなんです!…貴女の事が…」 美鈴が私の肩をガシッと掴む。 「えっ…まっ待って!! いきなりそんな…」 理解出来ない… 何故美鈴が私に告白を…? あ、もしかしてこの子告白って意味を履き違えてしまっているんじゃ… そうだ…そうに決まってる… でなければ美鈴が私の事をスキなわけ…ない。 そうだと私は自分に言い聞かせた。 「めっ美鈴?告白って言うのは愛の告白って意味じゃなくてその…「返事を聞かせてもらえませんか?」 言葉を遮るように美鈴が入ってくる。 ダメだ…全く聞いてない…。 どうしよう… 返事なんて当然む… ズキッ… あれ…何…今の… 《胸が痛む…》 そして…そんな私を尻目に美鈴は悲しそうに… 「…やっぱりダメですか?」 いけない…美鈴… 私は… でも… この胸が痛むから… 胸が張り裂けそうになるから… 「…少し時間を頂戴」 どうしても断ることは出来なかった…。
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