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「えっどうして?」
何で分かったの!?
まさか私、口に出して言っていた!?
「いや、だって咲夜さんて美鈴さんと同じなんですもん」
「同じ?」
私と美鈴が同じ?
どうゆうこと?
「ええ、だって美鈴さんも同じ反応してましたから」
「同じ反応?それってどんな?」
「いや、ずーっと上の空で、ため息ばかりついていたので聞いたら考え事してたって言うんです。」
「えっもしかして私もため息ついていたの?」
「ええ、」
私そんなにため息ついていたのか…気づかなかった…
でも、美鈴が考え事をしていたなんて…
「だから二人の中に何かあったのかなって…ってどうかしましたか?咲夜さん」
小悪魔が心配したように咲夜に聞く。
「えっ?ああ、別に何も無いわよ。」
「そうですか?ならいいのですが…」
美鈴が考え事を…いつもなら悩みないんじゃないかってぐらい気持ちよさそうに寝ているのに…
…あっ
「ねぇこあ…」
もし…美鈴の想いが…
「何ですか?」
「美鈴…他に何か言ってなかった?」
「えっ?そうですねぇ…あっそう言えば!!」
“冗談”じゃなければ…
「確か告白がどうとか言っていたような…」
原因は私だ…
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