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「そう言えば私達が子供の頃の入学式の写真って満開の桜と一緒に映ってなかった?」
「そうね、映ってたわ!」
「入学式と満開の時期がずれてしまうと残念よね!」
食事が済み駐車場に向かって歩いている時、綾が突然立ち止まった…。
「ねえお母さん、ちゃんとお世話をするから僕‥犬が飼いたい!」
綾はペットショップの子犬の前から動こうとしない…。
「わあ!可愛いわね!ミニチュアダックスより小さいんじゃないかしら?」
千雪が悩んでいる…。
雫がこっそり千雪の耳元で囁いた。
「もし千雪さえ飼うのが嫌でなかったら、入学祝いで私達がわんちゃんプレゼントするわ!」
「そうねっ!それはいい考えだわ!入学祝い何にしようか悩んでいたのよ…。千雪ゆっくり考えたら?」
「ありがとうございます。いつも色々すいません…。少し考えてみます。」
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