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「ハッ…ハッ…ハッ あぁ~疲れたっ!」
休憩をはじめて20分後、
グラウンドの端の方から声が聞こえた。
「しんどい…ハッ…水…」
恭平達は声のする方を見た。
「あれが先輩達?」
恭平が瀧沢と田中に聞く。
「ああ、一番最初に帰ってきたのがエースの小林先輩で、
二番目に来たのが、キャプテンで4番の宇高先輩だ」
田中が答える。
「へぇ~、あの人たちが、4番とエースか…
あの人達がまずは俺達の越えなきゃならない壁だな。」
恭平が鉄にむけて言う。
「そうだな。まぁ、あの人達がどれ位出来る人達かはそのうち分かるさ…」
鉄が意味深な発言をする。
「おっ!!新入生じゃない?あの子達」
「1、2、3、4、5、6、7、8…
瀧沢と田中は知ってるから、 実質新入部員は6人か…」
グラウンドの端の方で先程まで
疲れきった声を出していた先輩二人が、こっちを見ながら話し出した。
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