Prologue ‐1st contact‐

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場所は変わって グラウンド、先ほどの少年達の反対側… 「このメンバーなら俺、手抜いても大丈夫だよね?」 小柄な少年…平たく言えばチビ…が答える。 「競技大会程度だからな、良いんじゃないか?」 大柄な少年が答える。 こちらでも会話をする少年二人組 「そんなこと言ってたらあっちのチームに負ちゃうよ?」 笑ってそんなことを言いながら少年達に近付く少女が一人… 「どうやったら全国ベスト4のチームのメンバーが5人居る、俺らに勝てるんだよ?有り得ないよ。」 笑い飛ばす小柄…いや、チビ。 「それはどうかな? 何たってあっちのチームには……が居るからね!」 これまた少女が笑って切り返す。 「アイツがどうしたってよ?ただ運動神経が良いだけだろ?」 「まぁ宮野が言ってることも頭に一応入れておけ、悠稀。」 大柄な少年がチビ-悠稀と呼んだ少年-瀧沢悠稀に言う。 「ハイハイ了解。」 渋々頷いた瀧沢少年
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