第2章-対面-

3/4
前へ
/119ページ
次へ
「おーい 1年生達 集合~」 座り込んでいる小林がこちらに向かって声をかけた。 呼ばれたからには行かないと。 といった感じで、先輩達のところに近づいた1年生8人。 「よろしく 新入部員だよな?」 小林が話し掛けて来る。 「はい、新入部員です!」 瀧沢が意気揚々と答えた。 「瀧沢には聞いてない。おまえは知ってるからな。」 笑いながらスパッと瀧沢を斬った小林。 それからランニングに出ていた先輩達が、全員帰ってきたところで もう一度1年生の自己紹介をした。 「はいはい、 瀧沢に田中に藤堂に長谷川に伊藤、藤原に竹林に立花ね。」 「改めて俺は小林、よろしくな。」 一年全員と握手をしていく。 「僕はキャプテンの宇高だ、よろしく。」 宇高も握手をしてまわった。
/119ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加