第2章-対面-

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「今日はそうだなぁ…、1年はポジション希望被ってないか?」 宇高が質問を投げかけた。 「ええ、確かそのはずです。」 代表して田中が答える。 「ポジションどこが空いてる?」 「確か…センターですね。と言うより何をする気なんですか?」 宇高を見ながら田中が気になっていた部分を聞く。 「ん?1年プラスα 対 レギュラー戦…」 やや、にやっとした顔で、田中に、1年生全員にぼそっと言葉を発する宇高。 「はい?」 「やりたくないのか?やりたくないなら構わないけど。」 『やります!やります!やりましょう!』 恭平と瀧沢が同時に言った。 「あぁ分かった、監督! そういうことだから大丈夫ですか?」 「あぁ、構わないよ…、まぁ今日は1年が初日だからみんな怪我しないようにだけやってくれ。」 (これは楽しみだな、1年がどれだけやれるのか… 竹林、立花、瀧沢、田中の4人がいるから面白くなるぞ。) そんなこんなで 対レギュラー戦が始まる…
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