☆大警告☆

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目の前には虹色に輝く城が見えた。城のようだが、あれこそDRC本社である。 キッド「よし、下りるぞ!」   希望が会議室のドアを開けると、日本のDRCメンバーがいた。 その中に。 希望「百合子!」 女の子が振り向いた。私立マリア十字学園高校の桜井百合子(さくらい・ゆりこ)だ。 百合子「希望くん!」 希望「あれ?こんなに減ってるのか?また減ったな。」 百合子「もちろん、仕事が入った人もいるけど、最近減っているのよ。この前は田沢さんがクビに。」 DRCのクビの条件はただ1つ。それは夢を自分の手で失うことだ。 希望「クビの理由は?」 百合子「ホストの仕事に溺れたの。何人もの女たちに貢ぎ放題やったのが、サンタクロースにバレたの。」 希望「そりゃクビになるわな。カネで女を導くなんて、アホくさい。」 百合子「後、宮沢さんも。自分の子供を受験戦争に押し込めたから。」 希望「宮沢さんは去年からイエローカードだったんだろ?ついにクビか。」
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