☆大警告☆

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希望「僕、もう行かなきゃ。」 言うなり希望は立ち上がった。 愛子「どこへ行くの?」 希望「サンタクロースに緊急召集が入った。行かないと。」 愛子「わかったわ。行ってらっしゃい、希望。」 希望は頷き、部屋に入った。 そして、机から笛を取り出すと、窓を開けて吹き鳴らした。 それは一般人には聞こえない音色なのだ。 そこに、3頭のトナカイがそりを引いて現れた。 希望「キッド、マシュー、エドワード!」 エドワード「あのさぁ、俺のことエドって呼べよいい加減。」 キッド「希望なりの呼びわけでもしてるんだろ。」 マシュー「それより早く乗りなさいな。サンタクロース大先生が待ってるぜ。」 希望「そうだな。行くぞ!」 そりは希望を乗せて天高く舞い上がった。
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