ユリノキ
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ユリノキ
小道沿いに 並ぶ木々 曇天の下にも 新緑美しく 惹かれ 君に 惹かれ その幹を 抱き締めたくなった けれども君の足元で 草たちが揃って 君を護っているものだから その 初々しき新芽に 触れるに止む その葉の しっとりと 柔らかきは まだ 君の幼き証 梅雨の明ける頃 立派に成人した 君にまた 逢いたいと思う 緑濃くした 君の葉に 陽を浴びて生きる 君のいのちに
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