雨上がり
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雨上がり
季節の匂いに包まれた 南天の 白い蕾に目を止めた くもの巣で水滴が煌めいた 蓮の葉に丸い水が遊んでいた 少年が二人駆けて行った 曇天の隅から 濃い青と真白が顔を出した 夏空を思わせる色の 眩しい輝き 梅雨の雨は 稲をぐんと伸ばすだろう バスが来た 田と泥と草の広がる 愛しい土地にて 季節に包まれた日
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