Mission No.1 パートナーに接触せよ

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「大変だな、お前も」 桜木君は憐れむような目でウチを見てそう言った。 ワケわかんない。何が“大変”なのか具体的に言ってよ。 「行くぞ、夏草。用は済んだ」 桜木君がクリームパンを夏草君に見せる。 「マジか!?」 それを見て目を嬉しそうにキラキラさせる夏草君。 ……パンを貰って嬉しいのは桜木君だけのハズ。 何故か夏草君は「やったぜ!!」とか言って自分のことみたいに喜んでる。 「氷雨さん、秋月さん。迷惑かけてゴメンな。パン盗ろうとしたの…実は桜木の欲望とはあんま関係ないんだ。 これには深いワケが―――」 “~~♪♪” 夏草君の言葉を遮るように、ケータイのメロディーが響いた。
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