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ある日、城に仕える親衛隊隊長『ハベリス・ネールス』が魔王様の部屋に訪れた。
ハベリス「陛下、お稽古のお時間です」
ハベリスはドアを叩いた。
しかし、部屋からは何の返事もない。
ハベリス「陛下?」
……
ハベリス「……?」
あまりにも静かすぎる為、ハベリスは部屋の中を覗いてみた。
ハベリス「失礼します」
ハベリスは部屋の様子を見てみると、勉強机に座る魔王様の姿があった。
ハベリス「あっ、お勉強中でしたか?」
魔王「あっ、ハベリス!」
ハベリス「ご無礼をお許しください。
しかし、感心ですな?魔王様がお勉強とは―――」
近づいてみると、魔王はとんでもないモノを読んでいた。
ハベリス「……陛下、一体何を読んでらっしゃるのですか?」
ハベリスは質問すると、魔王様は答えた。
魔王「エロ本」
と……。
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