魔王様はニート

2/5
前へ
/466ページ
次へ
ある日、城に仕える親衛隊隊長『ハベリス・ネールス』が魔王様の部屋に訪れた。 ハベリス「陛下、お稽古のお時間です」 ハベリスはドアを叩いた。 しかし、部屋からは何の返事もない。 ハベリス「陛下?」 …… ハベリス「……?」 あまりにも静かすぎる為、ハベリスは部屋の中を覗いてみた。 ハベリス「失礼します」 ハベリスは部屋の様子を見てみると、勉強机に座る魔王様の姿があった。 ハベリス「あっ、お勉強中でしたか?」 魔王「あっ、ハベリス!」 ハベリス「ご無礼をお許しください。 しかし、感心ですな?魔王様がお勉強とは―――」 近づいてみると、魔王はとんでもないモノを読んでいた。 ハベリス「……陛下、一体何を読んでらっしゃるのですか?」 ハベリスは質問すると、魔王様は答えた。 魔王「エロ本」 と……。
/466ページ

最初のコメントを投稿しよう!

407人が本棚に入れています
本棚に追加