新たな日常

2/30
前へ
/532ページ
次へ
大学受験。 それは人生の分かれ道である。 選んだ道により今後の人生が決まってしまう。 それ故に受験生は勿論の事、その担任教師も身を削る。 高校3年生である俺達も例外ではない。 「分からない…。 だから…したくない…」 机には2つのやりかけの物理の問題集。 そして楓がやりたくないと言って投げられ、机の上に転がっているシャーペン。 俺と楓は約5ヶ月後に控えた大学センター入試に向かって、2人で俺の部屋にて勉強をしている。 因みに志望校は俺も楓も一緒だ。 なのだが…。 面倒臭がりの楓は今まで勉強をしてなく壊滅状態だ。
/532ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3055人が本棚に入れています
本棚に追加