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「この前…のショー…トケーキ?」
「ああ、そうだ」
「食べ…る…!」
勉強で疲れていた楓の顔が輝いた。
俺達の共通の友達から美味いと進められて俺が試しに買ってみたのだが、楓にも好評だった。
そして先日も学校の帰りにショートケーキを4つ買って帰り、それがまだ2つ残っていたわけだ。
「早く降…りて一緒に食…べよ?」
「わかったよ」
普段はゆっくりのくせに、こんな時だけ急がす楓を尻目に俺は普通に台所に向かう。
これじゃあ普段と逆だな。
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