静かなる雨夜

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始めは啄むように口付けをされ、色々な角度から唇を重ねる。 …チュッ…チュッ… 「ふ…ん、ぅ…ッ」 息苦しくなって空気を求め口を開と、待ちわびたかの様に熱い塊が口内に侵入してきた。 「んんッ…ふ…っん…」 互いに互いの舌を絡め、唾液を飲み合う。 「……ん…っはぁ…」 「は…っ」 銀の糸を引きながら顔を離す。 存分に彼の味を堪能した口は満足そうにする反面、まだ足りないと彼を物欲しそうにする。 「ま、政宗殿…」 「……幸村…お前が欲しい。」 優しく某の頭を撫でる彼の手は、とても暖かく むしろ熱いくらいだ。 某はゆっくり首を縦に振った。 某を…政宗殿だけのモノに… 終
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