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共に過ごした日々に
幕を下ろした
君の想いに
僕は気付けなかった
君が僕の元を
去るその日まで…
適当な嘘も
素っ気ない態度も
君はいつも
笑い流してた
その笑顔の裏側にある
涙にも気付かず
身勝手に
君を振り回した僕
君が離れる事など
考えもしないで
君は居ないのに
君の香りが
微かに残るこの部屋で
無様な涙を流しては
君の笑顔に
縋り付く
2度と
開かれる事のない
幕裏で…
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