最終話 20回目のクリスマスイブ

43/44
135人が本棚に入れています
本棚に追加
/281ページ
(伸治) じゃあ、行ってくるよ、酒も無いしな。 (そして、伸治と桜は、買出しに行った。 ラストBGMドリカムから(未来予想図Ⅱ)          (桜) 寒いよ、伸治、車で行こうよ。 あっ雪だわ。 (伸治) んっ、あっ、本戸だ 、ホワイトクリスマスだな。 (桜) 20年振りだってラジオで言ってたよ。 まるで、あの時と同じだね。 (伸治) そうだな、雪で、出会って、雪で結ばれるか。 あっ、そうだ。 (伸治は、ジャンパーの内ポケットから、細長いケース を、出して、中から、ネックレスを、出した。 (伸治) 桜、これ。 (桜) えっ、あっそれって、もしかして、お父さんもがくれた、お母さんの形見のネックレス…………。 (伸治) 俺が付けてやるよ。 んっ、良く似合うよ桜。 (桜) ありがとう、大事にするね。 逸れにしても、すごい偶然だね。 少し、やだなこの雪 (伸治) 何で嫌なんだよ。 (桜)だって~、雪って溶けちゃうんだもん、だから、私達も、溶けるのやだなって思ったの。 (伸治) 馬鹿だな~、そんな事、考えてたのか、 大丈夫だよ、俺とお前は、万年雪だから。 (桜) 万年雪? (伸治) あ~、何百年も、何千年も、溶けないで、残ってる雪の事さ。 だから、桜、俺の愛も、千年 先の、子孫まで、語り、次がせるんだよ、な。 乗れよ、早く。 (桜) うん。 (ブオーン、ブオーン。 ) (桜) ちょっと待って。 (伸治) 何だよ。 (桜) ちょっとね。 読者の、皆さん、最後まで、読んでくれて、ありがとう、この物語りは、実際に 逢ったことを、書きました。 もし、貴方も、諦めた、恋が有ったら、もう一度、有ってみては、いかがですか、もしかしたら、あの人も、なが~い、あいだ、待ててくれるかもよ。 でわまた、ホワイトクリスマスの夜に会いましょうね。 (そして、バイクは、走りはじめて、道路へ、出るところで、ブレーキランプが 5回点滅した。 さ・よ・う・な・ら ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ (エピローグ) (そして、翌年の、6月の大安吉日) (エンデン曲) 飯島真理 愛おぼえていますか (おめでとう、おめでとう、おめでとう )
/281ページ

最初のコメントを投稿しよう!