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マン喫に戻るとなつは今日買った服を取り出し、うちに着て見せた。
「ねえねえ可愛いでしょー!!一目惚れしちゃったの!!」
ピンクの花柄カーディガンに白いフリフリのワンピ。
相変わらず、って感じだ。
「それよりマック冷めるぞ」
なつを横目に自分の分となつの分を机に広げた。
「ちょっとれいちゃん!可愛いねーとか似合ってるねーとかないの?」
「ない。いいから食べろ。」
なつはムスーっと拗ねながらハンバーガーを一口食べた。
「それにしてもれいちゃん、いつもそんなけしか食べないから痩せちゃうんだよ?もっと食べなきゃ」
ハンバーガー片手にパソコンをしていたうちは、なつの方を向き不気味な笑顔を見せた。
「お言葉返すようで申し訳ないのですが、あなたはいつもそんなに食べてるから太ってるんだと私は思いますわ」
なつはさらにムスーっとして喋らなくなった。
うちはハンバーガー1つとサラダとジュースでお腹いっぱいになるが、なつはハンバーガー1つとポテトとナゲットとジュースとアップルパイ。
どんなけでかい胃袋してるんだか。
「悪い。疲れたで先寝るわ。」
マン喫で貸し出しされている薄いブランケット包まって眠りについた。
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