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森本「な、何二人とも///もしかして恋愛のことだと思ってたの?///」
高峰「えっ///」
一条「い!あ、い、いやー・・・そう思っていたりいなかったり・・・///」
森本って案外勘が鋭いやつだから油断ができない。かといって勘がいい森本を忘れていた俺は恥ずかしかった///
森本「もう、高峰くんも一条くんも真っ赤になりすぎ!」
高峰「お前が変なこと言うからいけないじゃないか。しかもここ外だぜ?」
一条「森本、家だったらいいけど学校とか歩道だったら恥ずかしくないのか?」
森本「あ///」
まぁ、天然ってところもあるんだよな森本って。だから面白いんだよなー笑
高峰「ぷ・・・」
森本「た、高峰くん?」
高峰「なんだかお前がいると面白くってさ」
森本「そ、そうかな・・・」
高峰「そうだよ、面白いって!なぁ一条」
一条「うん!森本って面白いやつだよ!一番の友達になってよかったって感じ!」
森本「・・・」
森本が下を向いた。どうした?って声をかけると森本の顔からポタリポタリ涙が落ちて、地面に滲んだ。
高峰「お、おい!大丈夫か?」
一条「俺たち、なんか変なこと言った?」
森本「ううん・・・違うの。あのね、俺・・・嬉しくて・・・嬉しくて・・・涙が・・・ふぇ・・・」
なんだ・・・そんなことかよ。今更って感じだった。
高峰「森本、泣くなって。俺たちにとって森本は、大切な友達だろ?」
一条「そうだよ!大人になってもずっと友達だよ!」
高峰「だからっさ、涙拭いて、楽しく学校行こうぜ!またくにおさんに心配されるぞ?」
森本「うわぁ!くにおさんにこれ以上心配されたくないー!」
一条「あはは!やっと森本らしくなってきたな!」
高峰「そうだな(笑)」
森本「も、もー!二人とも!!!」
一年生は太陽のように輝いて笑っていくのでした。
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