おはよう

2/3
前へ
/5ページ
次へ
森本「な、何二人とも///もしかして恋愛のことだと思ってたの?///」 高峰「えっ///」 一条「い!あ、い、いやー・・・そう思っていたりいなかったり・・・///」 森本って案外勘が鋭いやつだから油断ができない。かといって勘がいい森本を忘れていた俺は恥ずかしかった/// 森本「もう、高峰くんも一条くんも真っ赤になりすぎ!」 高峰「お前が変なこと言うからいけないじゃないか。しかもここ外だぜ?」 一条「森本、家だったらいいけど学校とか歩道だったら恥ずかしくないのか?」 森本「あ///」 まぁ、天然ってところもあるんだよな森本って。だから面白いんだよなー笑 高峰「ぷ・・・」 森本「た、高峰くん?」 高峰「なんだかお前がいると面白くってさ」 森本「そ、そうかな・・・」 高峰「そうだよ、面白いって!なぁ一条」 一条「うん!森本って面白いやつだよ!一番の友達になってよかったって感じ!」 森本「・・・」 森本が下を向いた。どうした?って声をかけると森本の顔からポタリポタリ涙が落ちて、地面に滲んだ。 高峰「お、おい!大丈夫か?」 一条「俺たち、なんか変なこと言った?」 森本「ううん・・・違うの。あのね、俺・・・嬉しくて・・・嬉しくて・・・涙が・・・ふぇ・・・」 なんだ・・・そんなことかよ。今更って感じだった。 高峰「森本、泣くなって。俺たちにとって森本は、大切な友達だろ?」 一条「そうだよ!大人になってもずっと友達だよ!」 高峰「だからっさ、涙拭いて、楽しく学校行こうぜ!またくにおさんに心配されるぞ?」 森本「うわぁ!くにおさんにこれ以上心配されたくないー!」 一条「あはは!やっと森本らしくなってきたな!」 高峰「そうだな(笑)」 森本「も、もー!二人とも!!!」 一年生は太陽のように輝いて笑っていくのでした。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加