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‐咲良家客間‐
癒李「ふぅ……それで一体なんの用で?」
癒李はため息をつきながら言う
或「いやぁ、アーサーから話聞いて君がどんな子か、気になったんだぞ☆それで会いに来たんだぞ☆」
癒李(やたら多い☆←がうぜぇ)まぁなんであろうと御早めな帰宅を「断るんだぞっ!!」はぁ!?」
アルフレッドはニコッとヒーロースマイルを浮かべている
或「今日は君んちに泊まってゲームするんだぞっ☆」
癒李「…………はぁ……ご自由に…」
癒李は諦めたかのように言う
‐ニ時間後 22:30‐
或「ふぁぁぁ、そろそろ眠くなって来たんだぞ………」
癒李「寝るなら、寝室のベッド、使っていいぞ?」
癒李は相変わらずパソコンを弄っている
或「君は何してるんだぃ?」
或は癒李の肩に顎を乗せる
癒李「あぁ、初音ミクに歌をな、つか近い近い!!!」
バタバタと癒李は慌てたように動く
アルフレッドは動かない
或「君が作った歌かぃ?」
癒李「あ、あぁ、歌詞も作曲もな…聴くか?」
癒李はミクを指差す
或「勿論なんだぞっ☆」
癒李「今出来たばっかりだからまだ発音はっきりしてないかもしれないが、笑うなよ?」
カチカチっとゆう音のあとに曲は流れだした
ミク「君が遠くなるほど
君が作った歌が聞こえるよ
君が近くなると
消えちゃうけど
きっときっとこの歌は
きっときっとこの歌は
君の愛しさを奏でているんだね
お互いを知れば知るほどに
まだ見えなかった君が見いて
前までしらなかった事もたくさんでこの張り裂けそうな心をどうか受け止めて
涙が出そう
もう聞こえないよ
君がいないから私の前から消えちゃった…
ずっと一緒に居たかったのに
ずっと一緒に笑いたかったのに
見えなくなる君に最後に言えなかった言葉をいうよ
君のことずっとずっと
「大好きでした!!」
きっときっと聞こえるように
まだ見えぬ未来の私にはこの歌が」
或「なんだか聞いていて切なくなるね………」
癒李「作詞は好きだが作曲は初めてだからなぁ…」
或「何だが、君が唄ったらもっと切なくなりそうだ…」
ドクッと胸を刺す言葉
癒李「な、なんで?」
或「君の本性、君の心の言葉、そんな感じがするんだぞ」
癒李「っ…………」
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