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ここは学力が“力”を示す世界。
「バーバリー・ブラックリーベル!久しぶりだな」
「貴様は序列99位の…ミスターオリーブッ!序列86位の俺に何のようだッ!!」
「明日の全国学力一大会……一回戦で俺と当たるんだぜ?」
「な、何~ッ!?」
バアーン
「そこでだ…こいつを見ろッ!」
「これは…一千万ッ!?何だこれは!?」
「こいつをやるから、明日の試合、棄権しろ!!」
バアーン
「こ…こいつッ!!」
ドドドドドドドドド
オリーブには負けられない理由があった。
パリコレクションの出場前日、育毛剤と脱毛剤を同時に使ったらどうなるかを試したところ、見事に髪の毛が無くなってしまい、友人や家族、その他もろもろから「毛狩り隊」と呼ばれるようになり、毎日のごとくボーボボの単行本一巻を自宅に贈られるようになっていたのだった。家にあるボーボボ一巻の数は実に2600ッ!!たまにバキも贈られてくるらしい。
「…ならばオリーブッ!条件をだそうッ!!」
「条件だと…!?」
「今から俺と戦え!!そしてお前が勝ったら、その金をもらい棄権するッ!!だが俺が勝てば、その金をもらい、試合に出場するッ!!」
バアーン
「な…なんだとォ~ッ!!?」
「どうだ…いい話だとは思わんか…?」
「わかったッ……今からバトルだッ!!」
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