第2話

1/5
前へ
/16ページ
次へ

第2話

家族と一緒に幸せに過ごしていたバーバリー・ブラックリーベルに一通の手紙が届いた。 内容は、『全国学力ー大会』の招待状だった。 実は二年前の全国学力ー大会で死者を五万人以上出したことが原因でそれ以降開催されなかった。 突如現れたルーキー、プラスチックフェイスマン、通称pfmによって大量の学生が日本からぶっ飛んでフランスのエッフェル塔に突き刺さって死んでいったのだった。 開催されなくなったことも、バーバリー・ブラックリーベル一家は知らなかったのだが。 しかしまた復活したのだった。 「送り主は……ミスター・オリーブだとッ!?」 デデーン「あいつ…生きてやがったのか…」 ドクン 「あれ…?」 ドクン 胸の鼓動が高鳴る。 血が騒ぐ。 戦いたい。そんな思いが蘇ってきた。 バーバリーは昔、かつての同士でありライバルであった仲間たちと競いあったことを思い出していた。 「ハムナムトラ……それにアゴオノさん……元気かな」 ドクン 当然偽名ではなく、本名である。 この二人は強かった。 特にアゴオノさんのトマホークファブリーズは最高峰の威力をほこる。 ドクン 心臓の波が止まらない。 突如、バーバリーは叫びたくなった 「うおおおおぉおおおおぉおぁおおおおおおおおおぁぉおおおぁおぇうッ!?」 心臓がビックリして止まった。 バーバリーは死んだ。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加