第2話

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「何をしているんだ…ミスター・オリーブ!!」 「彼女に聞きたいことがあるんです。少しだけ時間をください!!」 「……じゃあ30秒だけな」 「ありがとうございます」 「私に…聞きたいこと…?」 「リーベルのことだ。あいつ死んだのか…?」 「……」 「どうなんだッ!?」 「……あんたが殺したのよ」 「!!俺がッ!?」 「あんたが私の家にあんな手紙を送ってくるから……ビックリして死んじゃったのよッ!!」 「そんな…バカなッ!!」 「バーバリーの遺書にこう書いてあったわ……『昔、俺の鼻水のせいで教室中がねちょねちょになったんすよ……へへへ……✌』ってね…」 「30秒だーッ!!『ドラゴンブレスfrom knee』ッ!!」 🚄🌁 「「ピョエーーッ!!」」 妻とオリーブはぶっ飛んだ。 めっちゃぶっ飛んだ。 西日本から南に。 飛んでる時に思い出した。 それは子供のことだった。 名前はジーパン。 「オリーブさん。このままいけば、私たちオーストラリアに行きますよね。私、外国行くの初めてなんです。」 「そうなんですか。結婚してください」 「嫌です。臭いです。キモいです。」 「そいつぁ残念だぜ」 後日、彼女と彼は沖ノ鳥島にめり込んでいたのを発見された。
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