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待ち合わせ場所には、予定より十分も早く着いた。
そこはコンビニの駐車場で、すでに絵里子が待っていた。
助手席のドアを開き、乗り込んでくる。
「急に会いたいなんて言うもんだから、驚いちゃった」
絵里子は紺色のスーツに身を包んでいた。
髪は後ろで束ね、いかにもキャリアウーマン、といった雰囲気を醸し出している。
仕事が終わって、そのまま飲みに行っていたのだろう。
絵里子は携帯のショップ店員だ。
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