SCENE1 サトル

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「会いたかったから。迷惑じゃなかった?」 一応、という感じでサトルは言った。 やりたかった、とはもちろん言わない。 飲み会を中断して会いに来てくれたのだろうから、一応は気遣う素振りを見せる。 「全然。私も会いたいって、言ったでしょ」  それから海岸に出る道に向けて車を走らせた。 コンテナ埠頭の一端に車を止め、止めた瞬間、サトルは絵里子に襲い掛かった。 タイトなスカートを捲り上げ、パンストと下着を剥ぎ取る。 インストールし、腰を振りながら、映画の少女の顔を思い浮かべた。 間もなくして、サトルは果てた。  
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