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第四章 実業家への壁。
私は、サッカーで、アジア杯2011カタールにおいて、大会優勝を収めました。
次に、此れにおいて、契約金(口頭契約)、約三千七百万円を、まだ、貰ってません。
政治が、このような状況で、スポーツ等、というような、生半可な戦いではなかったでした。
一人一人が、日本の、日本人の代表として、誇りある成果を見せたいと、心中を皆、ヤスリガケにして、勝ち上がった結果での、優勝トロフィーでした。
このように、若干二十五歳平均の若者が、アジア杯2011という、アジアの頂点を決める戦いで、前人に習う、四度目の優勝に輝いた原動力は、『チーム力』以上に、彼らの意見を聞く土壌、『自由』に他ならなかったのです。
確かに、イタリア人監督らしい、ザッケローニ監督の精神的勝利でも、ありました。監督は、もはや、日本文化、ひいては、日本市民の、希望を担う存在であります。
しかしながらですね。近来、このような例は、珍しくないのです。
つまり、ですね。若い人の意見を、我々、中堅の人間が、止めるようでは、組織は、成り立たないのです。また、ザッケローニ監督が、手本を示したように、日本人社長も、座って支持しているだけでは、駄目だ。という、当たり前の、あるべき統率者の姿をみせてくれました。
日本人は、今、何をすべきか?
経済的に、困窮といわれ、予想だにしない苦境の傍らで、若い人たちは、それぞれに、楽しみを持って暮らしています。
仕事がないのは、寧ろ、営業開拓もできない、中堅の我々ではないですかね。
国家を経営することに、反対の意見は、解ります。しかし、課税ベースでは、社会インフラが成り立たない現在において、こうした、『自由』、そして、直接、雇用を増やす、『労働』、そして、不屈の魂を造り出す、『誇り』の三つを、新しく、『新自由主義』と名付けました。此等は、きっと、若者社会を通り抜け、あっという間に、彼らに、経済の仕組みを覚えさせる指標となるでしょう。
『働かざるもの、食うべからず。』
その意味を、心中、察して戴けると思います。
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