0人が本棚に入れています
本棚に追加
突然だが、彼女の名前は後ほど本編で紹介する。
みんなには悪いが、俺の都合上ここで明かすことは出来ない。
本当にスマン。
彼女との関わりによって俺は……いや、俺達は唯一無二の存在になっていた。
--俺はそんな彼女に惹かれていったんだ。
それは彼女も同じだった。
それまではつまらない日々だったのに、彼女との出会いによって毎日が夢みたいに楽しくなった。
いつまでも続くような、果てしない感情だった。
ごめん。
うまく伝えられないな……。
結局、何が言いたいのかというと……。
--運命の悪戯を大切にしろ--
ということだ。
どんなに辛い時があっても、泣きじゃくりたい時があっても、耐えて耐えて耐え抜けば、きっと神様がチャンスを与えてくれる。
みんながそのチャンスを逃さないように、俺は、いや、俺たちはこの自叙伝を書いたんだ。
何の参考にもならないかもしれないけど、みんなの役に立てたら良いなと、心から思ってる。
これから始まるのは、俺と彼女の、友情と絆の物語……。
追記:あくまでも「暇つぶし」のような軽い気持ちで読んでくれよな。
俺も、その方が有り難いからさ……。
最初のコメントを投稿しよう!