1.エンドロールが流れた人生

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誰もよりつかないような町の外れの路地裏・・・ そこで1人の少年が疾走していた。 ? 「まだ追ってくるか・・・」 少年の後ろには獣が・・・ いや獣の形をした化物が少年を追っていた。 ? 「くそっ!こんな事なら運動しとけばよかった・・・あれ?今の台詞格好良くね?」 死ぬかも知れない状況でも自分の台詞を格好良くね?等と言っているバカな少年名は田中 辰郎(タナカ タツロウ) 高校に通う普通の学生だ。 ただし完全に厨二病である。 辰郎 「ああ~足痛いな~」 数時間ずっと走っている辰郎の足に限界が近づいてきたようだ。 その為か少し走る速度が遅くなった。 化物はその瞬間を見逃さす一気にスピードを上げてきた。 辰郎 「きついっつーの!」 辰郎も負けじとスピードを上げた。 走りながら辰郎はどうしてこうなったか思い出していた。 .
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