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誰もよりつかないような町の外れの路地裏・・・
そこで1人の少年が疾走していた。
?
「まだ追ってくるか・・・」
少年の後ろには獣が・・・
いや獣の形をした化物が少年を追っていた。
?
「くそっ!こんな事なら運動しとけばよかった・・・あれ?今の台詞格好良くね?」
死ぬかも知れない状況でも自分の台詞を格好良くね?等と言っているバカな少年名は田中 辰郎(タナカ タツロウ)
高校に通う普通の学生だ。
ただし完全に厨二病である。
辰郎
「ああ~足痛いな~」
数時間ずっと走っている辰郎の足に限界が近づいてきたようだ。
その為か少し走る速度が遅くなった。
化物はその瞬間を見逃さす一気にスピードを上げてきた。
辰郎
「きついっつーの!」
辰郎も負けじとスピードを上げた。
走りながら辰郎はどうしてこうなったか思い出していた。
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