はじまり

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その時だった、前の扉が 開き2人の遅刻したらしい生徒が入ってきた。 「ちぃーす」 遅刻してきた癖にふざ けた挨拶じゃない? まぁ態度でかそうな やつだからいっか(笑) 「遅刻してきたのにやな えらい軽い挨拶やな~ 赤西。」 それ聞いてはっとした もう1人のやつがいき なり喋りだした。 「先生、俺はこいつにつき まとわれて遅刻したん ですよ!!!」 「いい訳なんて聞きたないで?亀梨…」 「まぁまぁ~落ち着いて?俺達仲良く遅刻したって ことでいいじゃん?」 「なんも解決してねぇし…先生俺ほんとに理由があって!!!」 亀梨という男はどうして も遅刻したくないらしい。原因はその隣にいるいか にもちゃらそうなやつに あるらしい(笑) 「まぁいいからさっさと 席に着け!!」 そしてぶつぶついいながらも2人とも席についた。 「これでみんな揃ったな?これから一年間このクラスの担任になった、村上信五です。まぁ気軽に接してもらったら大丈夫やからな。」 こうしてこれから始まる 波乱万丈な一年間を知る よしもなく俺は1日を 終えた。 次回に続く。
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