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優紀達はパイプを伝い上へ目指した。
優紀(あと少しだ…。)
美希(さっさと終わらせないと…。)
佳菜(元に戻りたいな…。)
梨沙(こんな事嫌だよ…。)
心の中でそれぞれ思うことがあるようだ。
そんなこんなで2階の窓から侵入した。
優紀(ここからは二手に分かれよう。)
美希(その方が動きやすいし。そうしようか。)
佳菜(OK。)
梨沙(うん。分かった。)
二手に分かれることに。
優紀と梨沙 美希と佳菜
カップル同士で分かれた。
優紀(俺らは右から攻める。)
佳菜(分かった。ウチらは左やな!)
梨沙(幸運を。)
美希(大丈夫。なんくるないさ!)
優紀達は手を重ね、気合いを入れた。
それぞれの道に進んで行った。
〜優紀達編〜
優紀達は右側から攻めることになった。
梨沙(ちょっと待って。気配がする。)
優紀達は箱のそばに身を潜める。
コツ…コツ…コツ…
兵士A(ふぁぁ。眠いわ…。早く帰りてぇ…)
兵士B(おいおい。あくびしてっと怒られるぞ!)
兵士A(誰も見てねぇって!それよりさ…)
兵士B(なんだよ?つかなんかやけに静かだな。)
兵士達は辺りを見渡す。
兵士A(気のせいだって!それより聞いたか?)
兵士B(そうか。ん?なんだ?)
兵士A(なんか俺ら見捨てられたぽいぞ。)
兵士B(なんだよそれ!俺ら1ヶ月も缶詰状態だってのに。)
兵士A(しかたねぇよ。トカゲの尻尾なんだからさ笑)
兵士B(おいおい。そりゃないぜ…)
すると兵士の無線が鳴った
無線(応答せよ!)
切羽詰まったような声。
兵士A(こちら○○。どうした?)
無線(スナイパーがやられてる!侵入者だ!)
兵士A(なに?!まさか。ここは誰も入って来れないような場所だぞ。)
無線(そうだか…。仲間がやられてるんだ!警戒をしとけ!)
兵士A(ラジャー。)
優紀達の心臓がドキっとなった。
兵士B(まぁ。いんじゃね?めんどくさいし)
兵士A(そうだな!つかよ…)
兵士達は部屋に入って行った。
優紀(ふぅ…。焦ったな…。)
梨沙(ホントだよ…。あの兵士達大丈夫かな??)
優紀(まぁ助かった。人なんて殺したくないからな。)
梨沙(そうだよね…。辛いし。)
優紀(とりあえずあの2人の兵士を気絶させておこう。)
梨沙(うん。)
梨沙が手にしたのは
睡眠銃。
兵士が向かった部屋に向けて打つ
パンッ。
扉の隙間から打ったのだ。
打った弾が部屋に入る。
兵士B(ん?なんだかねむ…)
兵士A(なんだ…?ねむく…)
2人の兵士は眠りについた。
優紀(よし!これで進める。)
梨沙の銃は特殊なものである。
例え人に当たらなくとも
広がる仕組みになっているのだ。
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