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まず役者のチャレンジ。
「1つ気になる事があるんだけど」
「なんですか?」
役者が警察官に聞く
「友人は5時に部屋に行った時に部屋の鍵は開いてた?」
そう言って友人をみた
「ああ、開いてなかったよ」
友人が答え役者は悩んだ
「鍵はいつあいたんだ…?そういえば部屋とかドアに指紋とかなかった?」
「部屋は被害者以外はなし、廊下側のドアノブには指紋は無かったですけど、部屋側のドアノブには被害者の指紋と血が付いてました」
警察官の発言で役者はハッとなる
「じゃあ犯人はあのゴム手袋をつけてたな!そしてそのゴム手袋のある場所を知ってるのは経営者のみ!」
役者は経営者に迫りよる
「ち、違います!第一ゴム手袋なんてどこにでも売ってますよ!」
経営者は怒鳴るように言った
「仮に普通の人が犯行するなら!脱ぎづらいゴム手袋より軍手などを使うはずだろ!」
しかも…、と役者は続ける
「被害者の部屋の鍵を開けれんのはお前だけだろ!おおよそ食事とか言って被害者に鍵を開けさせた!で、侵入し殺した!経営者なら返り血を浴びても替えの服ならたくさんあるからな!別に怪しがられない!」
どうだ!、と言わんばかりの迫力で言った
「わ、私に動機なんてないでしょ!」
かなり焦り気味で経営者が言った
「じゃあ鍵を開けれんのは誰だけだ?」
役者は劇で演技するだけあってやはり迫力がある。そして問い詰める
「他の人でもできるでしょ!」
「他の人なら後にしてくれと言われたぞ?」
あ…そう声を漏らし経営者は膝を着き頭を下げた
役者。クリア
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