紳士のカバン

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そして若者が最初にチャレンジした。 「簡単だ!」 若者は声をあげ言った そんでもって紳士に近づいた 「すいません、そのカバンの中を見してください」 若者はにこやかな笑顔を見せ問う 「君に見せる理由はない」 若者は速攻で返された そして表情をしかめる 「ふむ…」 若者は悩んだ 「そうだ!」 なにかを思い付いた若者は紳士に近づき今度はバックに視線を向けながら話す 「僕もあなたと似てるカバンを持ってるんです!それどこで買ったんですか?」 「貰い物だからわからん」 知っとけバカ、そんな事を思いつつ若者はイライラしながら聞いた 「ちょっとカバン見してください!」 自分では隠していたつもりだったが少し表情に怒りがある 「だから君に見せる理由はない」 紳士は一度も声の大きさを変えずに話す そんな気楽な態度を見て若者はキレて紳士に襲ってきた 「いいから見せろやぁぁぁ!」 若者の顔には前の笑顔は完全になく今は怒り狂った表情をしている 「君!止めなさい!」 するどい声が聞こえた後に警察官が若者を止めに2人の間に入った 若者。暴行罪でアウト
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